わたしたち「Yoriito（ヨリイト）」は、もともと山田修整有限会社という衣類修整会社の新規事業としてスタートしました。
山田修整有限会社は、繊維の産地だった新潟県長岡市（旧栃尾市）で創業して60年。織物・ニット商品の製造工程に関連するトラブルに対処して商品を生かすことに日々全力を尽くしている会社です。
「修整」は、衣類のキズや汚れなどを直し、そのままでは納品不可とされる「Ｂ品」をなんとか生かそうとする仕事で、衣類にトラブルがあったときに駆けつけることのできる「洋服のお医者さん」「救急病院」の意味から「アパレル界の救急ドクター」と呼ばれています。
喫茶ランドリーとの出会い
今日までたくさんのご縁に支えられながら、わたしたちは修整一筋で全国に事業を展開し、どんなトラブルにも対応できるよう職人技に磨きをかけてきたのですが、職人仕事ゆえに直接お客様の喜んでくださる顔を見る機会が少なく、個人のお客様とのつながりが生まれにくいという悩みを抱えていました。
・地域にひらいた場所をつくりたい
・もっと間近でお客様と対話したい
・もっと直接的に地元の方々に還元したい
・修整の魅力を多くの方に知っていただきたい
・たくさんの方に愛される魅力的な会社でありたい
そんな長年の想いが募っていく中で、グランドレベルさんの企画・運営する「喫茶ランドリー」（東京都墨田区）との出会いがありました。
わたしたちがYoriitoをスタートするきっかけとなる、「どんなひとにも自由なくつろぎ」をモットーとしたこのお店は、ランドリー機器やミシン・アイロンを備えた「まちの家事室」付きの喫茶店で、喫茶だけにとどまらず、日々さまざまな使われ方がされています。
修整の本質は「居場所づくり」
「修整」という言葉をきいてもピンとこない方、または初めて聞いたという方も少なくないと思います。
そんな「修整」という仕事を一言で言い表すならば、わたしたちは「居場所づくり」と答えます。
修整は、そのままでは納品不可とされる「Ｂ品」をなんとか生かそうとする仕事です。
そのままでは「ダメ」な商品を活躍できるようにしてあげる。言い換えるならば、「商品の居場所をつくる仕事」
そのような意味でわたしたちは、修整の本質は「居場所づくり」だと考えています。
修整後
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「居場所づくりを通して、人やモノを生かし、笑顔あふれる生き活きとした未来をつくる」
修整の仕事に携わるわたしたちは、「居場所づくり」「生かす」という言葉を大切にし、みんなが生き活きとできる社会づくりに貢献していきたいという想いをもって、Yoriito（ヨリイト）をスタートしました。
今回、わたしたちは築52年の建物をリノベーションしていきながら、まちに暮らすあまねく人々に使われている「喫茶ランドリー」のような場所、そしてYoriito（ヨリイト）にしかできない新しい価値を生み出すことを目指しています。
はじめてのことばかりで、ワクワクドキドキが止まりませんが「たくさんの方が集まり、どんどん楽しいことが起きていく」そんなステキな場所になったら嬉しいです。
訪れてくださる方々が笑顔になったり、心が安らいだり、元気をもらえたり...と何かのお役に立てたらと思っておりますので、ぜひぜひ、お気軽にYoriito（ヨリイト）に足を運んでいただけたら幸いです。
それではオープンまで、しばしお待ちください。
みなさんにお会いできるのを楽しみにしております！
Yoriito
スタッフ一同